エジプトのすべての初子(人間、家畜)を打つと神がモーセに語られました。そのために小羊をほふり、血を家のかもいと入口の柱につけることを命じられます。すると、その血が塗られた家は災いが過ぎ越し、初子が打たれることはありませんでした。この事件の後、パロはエジプトの地より出て行くことを、許しました。このようにしてイスラエルの民は、エジプトでの奴隷状態から救い出されたのでした。
このとき急いで出て行ったので、パンを造る時間がなかったので、種なしパンを焼き、それから先ほどの小羊を焼いて食べもし残るようならば、隣人と分ちあって食べ、残った場合には、焼きつくせと命じられます。さらにはこれらに苦菜を添えて食べることも命じておられます。
これは過越の祭りとして、現在でもユダヤの人々の間では、行われており、食事もこのように行われているとのことです。
食事そのものが礼拝です。食事で孫子の代までも伝えていくということにある種、ユダヤの人々の知恵(信仰)みたいなものを感じます。
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