今日のおはなしも、たとえ話です。イエス様が宮(神殿)で
人々に教えを語っておられた時、祭司長や律法学者たちが、長老たちと共に近寄り言います。「何の権威によってこれらのことを
するのか。その権威を与えられたのはだれか」この後の論争のあとで、イエス様が民衆に対し語られたのがこの譬えです 。
農場主がぶどう園を農夫たちに貸し、旅に出て収穫の季節になり分け前のため僕を送ります。ところが・・・
僕①:袋だたきにし、から手で帰らせた。
僕②:袋だたきにし、侮辱を加えて、から手で帰らせた。
僕③:傷を負わせて追い出した。
愛子:『あれはあと取りだ。あれを殺してしまおう。そうした らその財産はわれわれのものになるのだ』ぶどう園の外に追い出して殺した。
このぶどう園の農夫たちは、とんでもなく強欲だと思いませか。すべてを自分たちが取り込んでしまおうとしていると思われます。借りていたものを、ぶんどってやろうとしています。
それに比べてこの農場主はなんと”忍耐”深く、寛容なのでしょうか。「ぶどう」はイスラエルの象徴だと言います(イザヤ5:1~7)。また、この農場主の忍耐と寛容は、15:11以下の
”放蕩息子のたとえ”を思い起こします。
このたとえがわれわれに語っているのは・・・。
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