バビロン捕囚での70年間のあいだ、イスラエルの民は主なる神様に依って守られて
きました。彼らは決して、死にわたされることはなく、過ごすことができました。この
方は70年間ともにいたもうて、イスラエルの民を導き見守られたのでした。
その民にペルシャ王クロスをとおして帰還とエルサレム神殿の復興を命じられます。
さらにはバビロニア王ネブカドネザルが、エルサレム神殿から略奪した宝物をも返還し、
持たせます。もう一度主なる神様への信仰を確立するというチャンスが与えられたの
です。イスラエルの民は、その方向へと続々と歩みだしていったようです。
しかし、気になることがあります。70年間という長い間バビロンで過ごしたならば
既に、生活基盤がバビロンにできていて、簡単に帰還することができない人達が、いた
はずです。でも著者はそれには関心があいません。
いずれにせよ主なる神様によって赦され、新たな関係が礼拝から始まっていくのです。
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