最後の晩餐の後、イエス様一行はオリーブへと出かけて行かれました。その途上で
イエス様はお弟子さんたちに「あなた方は、皆わたしにつまずくであろう。」と語られます。これを聞いてペテロが応えます。「たとい、みんなの者がつまずいても、私はつまずきません」・・また「今夜鶏が二度鳴く前に、三度しらないと言う」と言われると、力を込め「たといあなたと一緒に死なねばならなくなっても、知らないなどとは、決して申しません。」と言います。非常に力強い、頼もしい発言です。
ところがユダヤ当局者たちから派遣された人々が、イエス様を捕らえにやってきた時「弟子たちは皆イエスを見捨てて逃げ去った」とマルコは50節で報告します。
しかし、ペテロは大祭司の庭でイエス様が裁かれる様子を見届け、成り行きを観察していました。すると彼を見た女中が「あなたはイエスと一緒だった」と言うと「私は知らない、何のことかわからない」と半分呆けた言葉を口にするのですが・・・嘘がうそを呼んで・・・」
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