『侮られても』

礼拝メッセージ

侮る(あなどる):相手を軽く見てばかにする。みくびる。(広辞苑)

 ネヘミヤは故郷の町エルサレムの再建のため、意気揚々とこの町へ

やって来たのでした。ここで「三日間を過ごした」と聖書は語ります。

この間のことは不明ですが、ただ今後のこと、再建の仕方などに、思い

を巡らせていたことは間違いないでしょう。

 先ず、何から、何に手を付けるかを考えてから行う。手をつけてから

やりながら、考えるのではなく、考えてから行う。だからどこかホット

します。

 この後、ネヘミヤは夜中に1人で、エルサレムの調査に出かけたよう

です。そこで目にしたものは思った以上の悲惨な状態だったようです。

しかし、ネヘミヤはひるむことなく、「城壁を築こう」と呼びかけると

ユダヤの人々もその呼びかけに呼応するのでした。

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