『光の子らしく・・・』

礼拝メッセージ

 今日の箇所は、厳しい言葉が続いていきます。「不品行、汚れ、貪欲、・・・

口にすることさえしてはならない」「卑しい言葉、愚かな話、みだらな冗談をさ

けなさい」と勧告しています。何で、といぶかしく思うのですが、そのことを理

解するのに使徒行伝19章に目を通してみたいと思います。ここの記事によります

と、エペソの町にはアルテミスの神殿があり、神殿の模型を造り生計を立ててい

る人たちがいたようです。新聖書大辞典によりますと『アルテミスの女神(豊穣

神)の祭祀はきわめて官能的で、神殿売娼を伴っていた。祭りの時には多額の金

が奉納され、神殿は金庫としても莫大な金銀財宝を預かっていた』といいます。

 エペソの町は、性的乱れ・貧富の問題があり、そのことがアルテミス信仰と結

び付いていました。これがキリストの体である教会に影響を与えていたのでしょ

う。このような教会に対して、著者は不安や不信は持っていません。”光となって

いる”と語っているのです。

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