十字架につけられたイエス様のようすを時間ごとに並べると
9:00 ローマ兵によってゴルゴダに連行される。 十字架につけられる。
12:00 全地が暗くなる。
15:00 「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」(わが神、わが神、どうして私を
お見捨てになったのですかと声高く叫んで、ついに息を引きとられる。
6時間も十字架上にさらさらておられたのでした。十字架につけられる人は手は横木に
足は重ねて縦木に釘で打ち付けられました。傷の苦痛、増してくる渇き、焼け付く日の光、時に鷲や鷹の襲来で悶え苦しみ、最後には力尽きて死ぬ。というのが十字架刑でした。(この叫びは詩編22編が前提になって、苦難の義人の嘆きの声の解釈もあるようです)。神様に依り頼み、信頼し、死に至る。マルコはイエス様が神様からさえ見捨てられ、孤独のなか、非業の死を迎えたことを伝えたいのです。
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