マルコ13章は、世界の週末に魅了される人々にとってよいあさり場になる箇所である。それは最後の審判を語る者の著書やこの世よりも来世にもっと関心を持つ伝道者の説教に目立つ。他方この章は合理主義者や活動家たち、また進歩を信じる人々によってほとんど無視される。また、多くの人々は、世の終わりに夢中になることを人間の少年期のもの、あるいは平衡感覚を失った心の脱線によるものであるとして、捨て去っている。
ーマルコによる福音書 現代聖書注解スタディ版ーより
”終わりの日”ということがいろんなところで語られます。”自然災害”や”環境汚染”や”核戦争”などで、人類の危機が迫っていると。ところが7、8節では戦争に関して「まだ終わりではない」地震やききん(自然災害)に関して「これらは産みの苦しみのはじめである」と語ります。さらに30節では「これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない」と語っています。
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