今日のTEXTは、「・・・ 信仰を守るのに、分け隔てをしてはならない」と語ります。
具体的な例として❝富める人❞と❝貧しい人❞が会堂に入ってきた時、どうするかと問います。
前者の場合、良い席を勧め、後者には立つか、足元に座ることを勧めはしないかと尋ねます。
もしも、このよううにしているならば、差別だといいます。
この様なことは、旧約聖書の時代から既にあったようです。
律法や予言書を読んでみますと、このことを扱っている文言が見られます。これは人類の歴史と一緒にあったもので、その分だけ根が深いと思われます。パウロが第1コリント書11:17以下で語っている「主の晩餐」にまつわる問題は、まさにこのコリント教会の❝貧富❞のもんだいです。さらにパウロはガラテヤ書3:28で「もはや、ユダヤ人もギリシャ人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もない。あなた方は、皆、キリスト・イエスにあって一つだからである。」と言います。
このことは、今を生きる私たちの課題でもあります。
如何に生きるか、生き方を吟味することが大切なようです。
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