礼拝メッセージ

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『人の本文』2020年11月22日 宣教

12:9~14は❝あとがき❞といわれています。何人かの人々が書き記した一種の注釈が集められたものです。 《9~10》 伝道者を尊敬し、その思想に共感を覚えた人の筆による。 《11》 確言の引用で始まる。「突き棒」は、牛を追い立てる時に使う棒...
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『若い日に』2020年11月15日 宣教

「若い者よ、あなたの若い時に楽しめ」と伝道者は勧めをなします。新共同訳は「青年時代を楽しく過ごせ」と続けます。若い時は、やりたいことを向こう見ずで、後先考えずにやってしまうもの。失敗しても❝若い❞ということで許容してもらえる部分が多いです。...
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『パンを水の上に』2020年11月8日 宣教

伝道者は、まるで池に泳ぐ魚に餌を投げ与えるかのごとく、❝パンを水の上に投げよう❞と言います。これは海上交易のことを語っているといいます。当時は海を渡るということは、船も小さかったでしょうし、航海術も今ほどではなかったでしょうから、リスクは大...
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『これを知ろうと思っても』2020年11月1日宣教

伝道者(コへレト)の生きた時代は大変厳しいものがあったように思われます。戦いがあり(8:8)、神殿に出入りして悪を行いそれがほめられる。どんなことが行われていたのかの報告はありませんが、彼らの信仰に関しての悪行がなされていたのでしょう。また...
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『どう生きようか?』2020年10月25日 宣教

「・・・過ぎてはならない」という言葉で伝道者が語ります義(正しい道理)と悪(愚か)の間にあって、どう選び取るのか?  このテーマを考えた時、芥川龍之介「或日の大石内蔵助」を思い起こしました。吉良邸への討ち入り後、幕府の沙汰を待つ間に思いを巡...
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『ふたりはひとりにまさる』2020年10月18日 宣教

一方でコロナ禍は、勝部さんにとって自分の原点を見つめ直す機会にもなったようだ。  それは「いま目の前で困っているその人を助ける」ということ。この日も駆け足で街をめぐる勝部さんが、移動の車内でポツリと漏らした。「福祉の窓口で『制度がないからで...