礼拝メッセージ

『失望せずに常に祈る』

 ルカはこの18章で、「不義の裁判官の譬」に続いて「パリサイと取税人の譬」を記しています。この2つの譬はルカにしか出てこない、ルカの特殊資料になります。これらの譬は”祈り”がテーマです。 さて、今日の譬ではなぜ”やもめ(寡婦)”が登場するの...
礼拝メッセージ

『一緒に喜んでください』

 ルカは「失われた羊のたとえばなし」と「失われたぎんかの銀貨のたとえ話を結合することにより、失われた存在と、探し求める存在との間に成立する関係性の回復を描いている。しかし、その関係性の回復は(罪人である)失われた存在の改心的行為によってのみ...
礼拝メッセージ

『持ち物にはよらない』

 群衆が押しかけ、足の踏み場もないような中でお弟子さんたちに教えを語られていたとき、群衆の中の一人がイエス様にあるお願いを申し出ます。「兄弟に遺産を分けてくれるように言ってくれ」と。律法では長子は他の兄弟より2倍の分け前にあずかる事が出来ま...
礼拝メッセージ

『なんでもあらわに』

 子供の頃は、ちょくちょく停電があった記憶があります。そうなるとすぐに、ロウソクを灯していました。点火をしてから、どこに置いたら部屋の中で効率よく明かりを届けることができるかといろいろと試したものです。ロウソクのほのかな明かりの中で過ごすの...
礼拝メッセージ

『平和をもたらす道』

 エルサレム神殿は、宗教的のみならず、政治的にも、経済的にも、ローマ帝国の直轄属州ユダヤに許容された自治組織において、中枢的役割を果たしていた。 神殿「祭司」のトップに「大祭司」が君臨したが、彼は「議会」にあたる「最高法院(サンヘドリン=7...
礼拝メッセージ

『見聞きしたことを』

 バプテスマのヨハネは惑っていました。彼は弟子を遣わしてイエス様にたずねるのです。『きたるべき方』はあなたなのですかと。ヨハネは『主の道を備える』ためにメシアを指し示した人でした。そのために悔い改めのバプテスマをを施していました。彼の教えに...