<イースター礼拝式> 

礼拝メッセージ

『驚くことはない』

 イエス様は過越祭第1日(金曜日)15時頃に十字架上で死なれました。その日の夕方(日没)には安息日となります。安息日には何にもしてはいけないという規定があり外出もできません。早急にイエス様の亡骸を埋葬しなければなりません。そんな時、アリマタヤ出身のヨセフという「地位の高い議員(15:43節)」がピラトに遺体の引き取りかたを願い出ます。「この人は神の国を待ち望んでいた」とマルコは語ります。この人は最高法院のメンバーでイエス裁判に立ち会ったはずです。この行為はイエス様の仲間だとみなされ、危険を含むことでした。

彼は遺体を引き取り亜麻布で包み、墓に埋葬します。

 このこと見ていた女性たちは、安息日が終わり、イエス様の遺体に塗るべく香料を買い求めます(土曜日日没)。死者の装いを整えるために。そして「週の初めの日(日曜日)日の出の頃」お墓へと向かいました。墓の入口の大きな石は取り除かれており墓に入ると若者が「驚くことはない、イエスはよみがえってここには居られない。ガリラヤでお会いできであろう」と語ります。

恐ろしかったから、誰にも何にも言わなかった女性たち!

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