「まー君の神学生日記」55

まーくんの神学生日記

神学生生活も残り4か月と少し。牧師を目指して入学したころは「卒業するのは50になってからかぁ~」と、ずっと先の事のような気がしていたが、時の経つのは早いもので、とうとう卒業までカウントダウンの状況である。

どこの神学校でもそうだと思うが、卒業するには「卒業論文」が必修である。私のテーマは「愛するという事」である。

難しいテーマだという人がいるが、私個人は聖書の出来事は簡単に、単純に考える事にしているので、メッセージを作る時も「解かり易く」をモットーにしている。「複雑な思考と単純な信仰は同居する」と、ある牧師は言っていたが、私もそう考えている。

「神の国は、この子どもたちのように素直に信じる心を持っている人たちのものなのです(ルカ18:17)」とあるように、単純に信じれば良いのである。大人になると、どうしても「疑い、利益不利益、世間体、神学の違いetc・・・」が邪魔をして、簡単には進まないようになってしまっている。

信仰を難しく考える事も必要かもしれないが、聖書はそんなに難しい事は言っていないし、求めてもいない。人間の側で難しく、こじらせているだけである。

聖書はただ、神と人とが、互いに愛し合う関係になる事を求めているのであって、そのために牧師はくり返し,くり返しメッセージを語るのである。

来年度からは、牧師としての生活が始まる・・がしかし、その前に卒業しなければ!ラストスパートに向けて頑張ろうと思います。ではまた。

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