『ろばに乗って』2021年2月28日 宣教

礼拝メッセージ

かつてこの地方では、戦いに勝利すると、王様は自分の町へ凱旋するとき、❝戦いは終わった。平和がやって来たぞ~!❞ということを領民へ知らせるために、ろばに乗って凱旋したといわれています。すると人々は歓喜を持って、王とその軍隊を迎え入れたそうです。ろばは平和の象徴なのです。

 これに倣い、イエス様もエルサレムへ入場されるときろばに乗ってなされたのでしょうか。この出来事をマタイは旧約聖書の預言の成就としてみています。イザヤ書62:11,ゼカリヤ書9:9を引用しています。人々は上着を道に敷き、木の枝を切って敷き❝ホサナ(救ってください)❞と喜び迎えるのですが、エルサレムの街へ入られると、人々は騒ぎ立ちます。ろばに乗ったイエス様、そして付き従うなんだか旅に疲れたみすぼらしいお弟子さん達一行。何とも頼りなげな、貧相な一行です。「だれこの人?」まるでパロディのようにみえたのでしょう。

 エルサレムの人々にとって、❝異邦人のガリラヤ❞「ナザレから、なんのよいものが出ようか(ヨハネ1:46)」という思いがあります。受け入れようとはしません。

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