『イスラエルの牧者たち

 「イスラエルの牧者」とは、だれを指すのか・・・。読んでいきますと、イスラエルの支配者階級、南王国ユダ末期の王たちをさしています。牧者(王)は羊(民)の群れを養うことが務めでした。これを怠っていたといいます。自分自身は養うが羊(民)は養いませんでした。

羊の群れから自分の利益は得ていたのに、羊は放置していたのでした。病んでいる羊、傷ついた羊の面倒をみることなく。弱い羊は野の諸々の獣のえじきとなりました。

 この❝羊飼い❞と❝羊❞が示していますことは、イスラエルの支配者(指導者)たちは民から利益を得ていたにもかかわらず、上に立つ者としての責任を取ることはありませんでした。彼らはイスラエルの民の指導者でも保護者でもなかったのです。

 ❝指導者❞であるということは、群れの中で責任を負うということです。そして、他者の面倒をみるということでしょう。

 ❝飼う者のないような羊たち❞ですが、主なる神は言われます。

「わたしは良き牧場で彼らを養う(14節)」と、さらに「公平をもって養う」と。

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