『十字架につけよ』

礼拝メッセージ

 14章に続いて15章1~15節は、逮捕されたイエス様の裁判の模様を伝えています。

 この裁判で気になることは、弁護人がいないことと、適正な手続きが行われていないということです。この裁判に関わった人々とは・・

〇 祭司長、長老、律法学者たち・・何とかしてイエス様を抹殺したいという思いで証拠集めをしますが集まりません。偽証を立てますが、それも互いにかみ合いません。神殿体制、律法に対して抗ったりチャレンジする人物・・・彼らの地位、名誉、そして何より利益を損なうことをする人物としてイエス様を生かしてはおけないのでした。

〇 民衆・・祭司長たちに扇動され「十字架につけよ」と叫ぶ。彼らは週の初めにはイエス様を「ホサナ」と迎え入れ、そのいやしと教えを喜んだのでした。

〇 ピラト・・祭司長たちが妬みでイエス様を引き渡したのを知っており、またイエス様が悪事をしていないことが分かっていながら、自分の利益の為ユダヤ人に迎合した。

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