『深くあわれんで・・・』

礼拝メッセージ

 舟に乗って、人々を避け、休もうとしたイエス様一行でしたが、人々は先回りをして一行を待ち受けていました。それを見て「飼う者のない羊のようなその有様を深くあわれまれます」

 羊は自分で道を見つけ、食べ物を探し、危険から身を守ることができないといいます。面倒をみてくれる人がいて生きられるのです。イエス様の眼の前の群衆はまさに面倒をみてくれる人がいなかったのでしょう。ユダヤ社会の指導者は、群衆にとりそうではなく、群衆も彼らに不信感しかなかったのでしょう。「深くあわれみ」は❝スプランクニゾマイ❝という語が使われています。これは「はらわたが動いた」という意味があります。ギリシャでは、情は内臓にあると思われていて「憐れむ、同情する」という意味があります。愛情や、憐れみなどの感情の座と考えられていました。(また、英語訳聖書は、「compassion」と訳出し、ラテン語「compatior、コンパテイオル」が語源)これは、「共に苦しむ」という意味です。

イエス様の「憐れみ」は「同情」を超えており、苦しみを同じように苦しむところまで感情の揺さぶりを感じておられます。

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