『耳にしたこの日に』

 ”悪魔の誘惑”の試練の後、イエス様はガリラヤへと帰られ、故郷のナザレへと

行かれます。この街で会堂へ入られてイザヤ書を読まれ、宣教活動が始まります。

 どうしてガリラヤだったのでしょうか、ガリラヤはガーリール(周辺、周縁)か

ら来た地名で、当時のユダヤの人々からは見下され、蔑まれていました。イエス

様はこの地方で育まれた方でした。「ナザレ(ガリラヤ地方の町)から何の良き者

が出ようか(ヨハネ1章46)」と言われ、この方はその辛酸を経験されました。

だからこそ先ず、この地方の人々に開放の言葉を届けられたのでしょう。

 イエス様が読まれたイザヤ書(61章1,2節)は第3イザヤによって語られた言

葉で、バビロン捕囚から帰還した人々に語られた言葉です。神殿、城壁が完成し

喜びの中にあった人々に、解放の福音、主の恵みの年の到来を語っています。(

「聖書教育」誌 より)

「この聖句は、あなた方が耳にしたこの日に成就した」と言われています。今を

生きる我々にも語られる言葉です。

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