BC.605年 カルケミシュの戦いでネブカドネザル(バビロン王)がネコ(エジプト王)に勝利。
シリア・パレスチナはバビロニア帝国の支配下となる。
南王国ユダ王エホヤキムはバビロンへの朝貢(貢物)を中止したため、バビロン王はエルサレムへ軍隊を送り、これを包囲した。(この間エホヤキムは死、子どものエホヤキンが即位)。3ヶ月後エルサレム侵入される。
BC.597年 王エホヤキン・上層階級、捕囚としてバビロンへ連行される(エゼキエル含む第1回捕囚)
捕囚後ゼデキア王即位。
この時代、南王国ユダはバビロンにつくか、エジプトににつくかで終始したが、エレミヤの反対にも拘わらずバビロン王ネブカドネザルへの貢ぎ物を中止した。
BC.589年 ネブカドネザル,エルサレムを包囲。1年半後・・・。
BC.587年 4月9日、エルサレム城壁突破、バビロン軍侵入。翌月神殿とエルサレムの街に火が放たれエルサレム壊滅する。
エルサレム陥落は、イスラエルの人々にとって決定的は出来事でした。預言者たちは、神への不服従の故、こういう形で神罰が下ると威嚇してきたがこの予言は成就した。
これを見た申命記史家はこのようになったのはイスラエルの人々が絶えず神に逆らったからという視点で、イスラエル史を叙述した。
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