『つるぎで殺された者、また死んだ者、また人の骨、または墓などに野外で触れた者は、皆、七日の間汚れる」という規定(民数記19:16)があり、墓を白く塗った(マタイ23:27)といいます。人が誤って墓に触れ、身を汚さないためです。
エゼキエルは「あぁ主なる神よ、私は自分を汚したことはありません。私は幼い時から今日まで
自然に死んだものや、野獣に裂き殺されたものを食べたことはありません。また、汚れた肉が私の口に入ったことはありません。」(4:14)と語ります。エゼキエルはという人は、祭司(1:3)であり❝汚れ❞ということには、かなり気を使っていたことがわかります。
その彼が、何故❝骨の満ちていた=墓❞谷へと出掛けて行ったのだろうか、「主なる方の」導きたはいえ、律法遵守という思いはなかったのだろうかと気に掛かります。
バビロン捕囚の中にあったイスラエルの民に、エルサレム壊滅の報らせは大きなショックをあたえました。イスラエルに帰還して、故郷での新たな生活への望みを粉砕するような、強いインパクトな出来事でした。そのようなイスラエルの民に・・・。
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