『何を見るか』

礼拝メッセージ

 第6年6月5日(BC592年9月17日)と日付が付されているのは、この予言が重要な記録の証明といいます。

 ユダ(南)王国の長老たちがエゼキエルに教えを乞うていた時、エゼキエルは神様によって❝幻❞を示され、エルサレムへと導かれました。 そこで彼が示されたものは、4つの偶像を崇拝するユダヤの人たちの姿でした。

①「ねたみの偶像」(アシラ像)はカナン宗教の肥沃祭儀の女神で、神殿に建立、撤去を繰り返す歴史が      あったようです。この像に対し神は「私を聖所から遠ざけるもの」と語られる。

②「這うもの・獣」はエジプトの偶像。「長老70人」はエジプトに頼り、バビロンには抵抗するために

 集合していたのでしょう。

「シャパンの子ヤザニヤ」、ヨシヤの宗教改革を推進したのが書記官シャパン(王下22:8)で子の

 ヤザニヤもその一人でした。『主は我々を見られない、この地をすてられた』と言う。

③「タンムズ」季節の循環を表す植物神、豊穣神。

④「太陽を拝む」これはオリエントに広くありました。

 「彼らがここでしているこれらの憎むべきわざは軽いことであるか。彼らはこの地を暴虐で満たし、                さらに私をおこらせる。」

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