『地上で心を合わせるなら』

礼拝メッセージ

罪を犯した人に対しての接し方の勧告をマタイは語ります。

◆「行って、二人だけの所で忠告しなさい」と勧めます。

これは、出掛けて行き関係を断ち切ることなく、プライバシーに配慮して、個人的に忠告するということでしょう。

◆一人、二人を連れて行く。(申命記19:15に記されています)証人を立てることであり、処置が

適切に行われることに配慮し、また弁護が必要ならば、それを行うということでしょう。

◆教会に申し出る。群れに申し出て、群れの課題として取り扱う。そうすることで、群れ(教会)が責任を持つということ。それでもダメな場合には「その人を異邦人、取税人同様に扱いなさい」と勧めます何だか驚きです。マタイの教会はイエス様を信じたユダヤ人と、イエス様を信じた異邦人が主な構成メンバーだったといわれています。またイエス様のお弟子さんの中には取税人マタイという人もいたようです。ここには❝異邦人・取税人❞に対する蔑みがあります。群れ(教会)のなかには、当事者がかなりの人数いたと思われるのです。

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