『悪魔の誘惑』

礼拝メッセージ

 イエス様はヨルダン川でバプテスマを受けられた後、荒野を40日間御霊に

引き回されて、悪魔の試みにあわれました。

「荒野」とは一体どんなところなのでしょう。バプテスマのヨハネも「荒野」

で宣教活動を行いました。この言葉は出エジプトの40年間を思い起こします。
イスラエルの民がシンの荒野からレビデムに宿営した時、飲み水がありません

でした。モーセに「飲み水をくれ」と訴えると「・・なぜ主を試みるのか」と

答えます。(出エジプト17章)。また食べ物がない時のつぶやきに神様はマナ

を降らせてくださいました。食べ物、飲み水がないという、命が危険にさらさ

れている状況下にあっても、主なる神様を試した出来事でした。それでも民は

「ああ肉が食べたい。われわれは思い起こすがエジプトでは、ただで魚を食べ

た。きゅうりも、スイカも、ニラも、玉ねぎも、そしてニンニクも。しかし、今

われわれの精根は尽きた。われわれの目の前にはこのマナのほか何もない」と、

つぶやき主なるを試すのです。イエス様はこのようなつぶやきに潜む”悪魔の誘惑”

を我々と共に向き合ってくださっています。

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